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その他 2023年06月05日

徐々に暑くなる季節、父の日ギフトのおすすめ

こんにちは、京扇子の白竹堂です。
享保3年、1718年から京都で扇子屋を営んでおります。
5月の母の日が過ぎ、来る6月18日は、父の日ですね。
徐々に暑くなるこの季節、贈り物として扇子はやはりおすすめです。
今回は、父の日に喜ばれそうなセレクトをご紹介いたします。

 

「短地黒谷和紙」シリーズ

まず1種類目は、「短地黒谷和紙」シリーズです。
「黒谷和紙」とは、伝統的な純粋手漉き和紙。
紙質が非常に丈夫なため、長期保存にも向いており、二条城の障子や、萬壽院のふすまなど、名だたる文化財にも使用されています。

丈夫さの理由は、職人の丁寧な手作業にあります。原料の処理から加工まで、職人が1枚1枚、丁寧に漉き上げることで、強く、破れにくい黒谷和紙が出来上がります。
その伝統的な技法は、京都府指定無形文化財に指定されています。

上質で丈夫な黒谷和紙を、竹の上部にスタイリッシュにあしらった、重厚感のあるこのシリーズは、年齢を問わず喜んでいただけるシリーズです。

 

「粋彩 青海波」シリーズ

2種類目は、明るく鮮やかな青色が目を惹く、「粋彩 青海波」シリーズです。
色彩作家・内藤麻美子さんとのコラボレーションで、美しい青色世界を表現しています。
写真の左上から時計回りに、「ディープ(指針色)」「ミスト(誘発色)」、「グラデーション(放射色)」の3種類がございます。

「青海波」とは、縁起の良い吉祥文様の一つ。
無限に広がる波の文様には、未来永劫へと続く幸せと、人々の平安な暮らしへの願いが込められています。
大切な人に贈りたい、素敵な意味が込められたこのシリーズは、プレゼントにもぴったりです。

 

「本藍染」シリーズ

3種類目は、「本藍染」シリーズです。
本藍染は、国産で天然の藍の原料「すくも藍」と灰汁を醗酵させた液体を使った染め物。その深く美しい色は、世界各国で「ジャパン・ブルー」とも呼ばれ、日本を象徴する色のひとつです。

シンプルなデザインを好まれる方であれば、写真右の「ぼかし染め」、個性的でスタイリッシュなものを好まれる方であれば、写真左の「むら染」がおすすめです。

白竹堂には、和装にも洋装にも合う多様なデザインが豊富に揃っています。
盛夏も目前。日常気軽に涼をとることができる扇子は、猛暑を乗り切る必須アイテムです。 日頃の想いを込めて、大切なお父さんにぜひプレゼントしてください。

 

白竹堂オンラインショップにて「父の日特集ページ」公開中

6月18日(日)の父の日のプレゼントに最適な扇子を多数掲載しておりますので、是非ご覧ください。
高級感ある箔押し加工が施されたカードです。スタンプで「Thank You Father」の文字が入ります。
※個別のメッセージ変更はできません。
※父の日(6月18日)到着ご希望のお客様は、6月15日(木)午前8時までにご注文下さい。

白竹堂 父の日特集ページ
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