車のエアバッグから
生み出された扇子

リバースプロジェクトが2011年4月より継続して行ってきた取り組みの一つに
AIRBACKというプロジェクトがあります。

車が廃棄される際にほとんどの部品がリサイクルされているなかで、
頑丈が故に廃棄するほかないのがエアバックとシートベルトです。
人の命を守るために機能してきたもの(AIRBAG)に、
命を吹き込んで市場に返すこと(BACK)を目的に商品開発などに
取り組んでいるのがAIRBACKプロジェクトです。

プロジェクトの一環として、リバースプロジェクトと京都紋付、
そして白竹堂の3社のコラボレーションによるエアバッグ扇子を開発しました。

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廃車から取り除かれた未使用のエアバッグはその頑丈な性質からこれまでリサイクルされることなく棄てられてきました。

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日本の伝統的な衣装である黒紋付を100年以上染め続けてきた京都紋付さんの熟年の職人の手によって黒く染め上げます。

黒く染め上がったエアバッグを最後に白竹堂が扇子に仕上げます。同じくエアバッグ製の扇子袋には3社のロゴが印字され、再生紙でできた箱には箔押しが施されています。

エアバッグ扇子
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REBIRTH PROJECT

人類が地球に生き残るためにはどうするべきか?

私たちリバースプロジェクトは、人間がこれまでもたらした環境や社会への影響を見つめなおし、未来における生活を、新たなビジネスを通して提案しています。代表・伊勢谷友介のもと、様々な才能を持ったアーティスト・プロデューサーが集結し、2009年に設立されました。

衣、食、住の三分野のみならず、教育・芸術・まちおこしといった分野において、社会課題の解決をクリエイティブな視点から試みています。さらにクライアントのCSR活動と連携を図りながら、人々の経済活動が大きな理念のもとにシフトしていくことを目指しています。

京都紋付

日本の伝統的な正装である黒紋付だけを、100年間染め続けてまいりました。ただひたすら世界一の黒を求め、黒を一層深みのある黒へと。「体を切ったら、黒い血が出てくるかもしれん。」先代荒川忠夫のこの言葉が、京都紋付の黒へのこだわりを如実に表しているかもしれません。

京都紋付は、文字通り紋付という独特な着物の世界に歴史を刻んでまいりました。その意味において、和の黒の第一人者であることを私たちは永遠に使命にしていかなければならないと考えております。それは同時に京黒紋付染めという伝統産業を未来に継承していくことでもあります。京都紋付の心の底辺にある“和”に還る精神は永遠のテーマであり、昔ながらの技術と現代との融合を考え、未来に和の黒を継承していきたいと考えております。