扇子の世界

工程

1. 扇骨加工・要打ち

伐採された竹は多くの工程をへて加工されます。
昔から大切なことの喩えによく使われる『要(かなめ)』。
親骨と仲骨を合わせて要を打ちます。

2. 地紙加工・断ち

うちわの製作は紙を張り合わせて製作しますが、扇(紙扇子)の工程はまったく違います。
地紙は三枚の上質の和紙を張り合わせて一枚の紙にします。
その後扇面型に断裁します。
合わせられた和紙の真中の紙(芯紙)が二つに分かれ、その隙間に扇骨(仲骨)が入ることになります。

3. 上絵

あおいで涼しくなり、扇に描かれている絵からも、涼しさを感じとれます。
(夏扇)職人さんによって丹念に手描きされる絵。
水は流れ、花咲き、小鳥はさえずる。
それらが絵師の鮮やかな筆さばきから生まれてきます。

4. 折加工

扇面に折り筋を入れます。
扇骨(仲骨)の数に合わせて、渋紙の型を当てて折り目を入れていきます。
扇らしさがここで生まれます。

5. 仕上げ加工・中附け

扇骨の先に糊をつけ、二つに分かれた和紙の中央に差し込みます。
親骨に熱を加え曲げて形を整えると扇の完成です。
扇作りは、ほとんどが手作業で熟練を要します。
職人さんの緊張は想像以上のものがあります。


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TEL075-221-1341


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